ようやく熱が下がりました.ずっと熱が38度以上で,解熱剤も効いてくれないので一時はどうなることやらと心配してしまいました.どうしようもないのでメディカルセンターに電話してお医者さんに診てもらうことにしました.朝電話すると受付のおばさんが 10 to 4に来てください,というのでもちろん3時50分のことだとは分かったのですが,朝電話して4時頃に来いというのは聞き間違いかと思い,Excuse me?と何度も聞き返すと,'10 minutes before 4 o'clock'と何度も諭すようにいわれるのでそのまま引き下がったのでした.こっちは高熱で大変だ,と言っているのに他にいい医者はいないのかと子供の同級生に日本人が一人いますので,そのお母さんにお尋ねしたところ,日本人のお医者さんが夜だけ診察してくれるけれど費用は高い,メディカルセンターはすぐに診てくれることはないが費用は「ただ」という話を聞き,だったら・・・ということで診察を待つことにしたのでした.診察してくれたお医者さんはとても親切でしたし,処方していただいた薬もとても効いてくれたので,その後順調に回復することができました.(もちろん,薬は実費負担です.1週間分の抗生剤で7ポンドほどでした.)
さて,大学の方はというと10月に入りそれぞれの大学院コースが始まりましたのでキャンパス内はずいぶんにぎやかになってきました.上の写真は私のデスクがある建物の写真ですが,修士課程の学生にはデスクが与えられませんので,彼らは常時この建物に滞在することはありません.博士課程の学生にはデスクがありますので,私のデスクの周囲にも新しい学生らしき人をちらほら見かけるようになりました.ただ,日本と違って大学院生というとわりと年配の方も大勢いますので,どれが先生でどれが学生なのか,私には見分けがつきません.
大学関係者の特典として,とてもいいなぁと思ったのはコーヒーと紅茶が飲み放題だということです.こちらの写真のようにコーヒー・サーバーがそれぞれの建物に設置されており,いつもで自由にいただくことができます.また,コーヒーを飲んだり,簡単な打ち合わせができるようなスペースも十分に設置してあり,そういう意味でもとてもくつろいだ環境で研究に専念できるのです.